【営業マン限定】もう失敗しない!転職するべきタイミングの見分け方を解説!

迷路を抜ける人

「営業の仕事は上手く行っているのに将来が不安」「営業は自分に向いていない」など、ポジティブにもネガティブにも仕事について悩むことが多くなっていないでしょうか?

「でも今じゃないかもしれない」そんな思いから転職するタイミングを判断できず、ずるずると悩む日々を送っている人も多いと思います。

営業は無限の可能性がある一方で、精神的に病んでしまう人が多い仕事でもあります。正しい動くべきタイミングを逃すと、

  • 自分の可能性を狭めてしまう
  • 心がすり減って働けなくなってしまう

というように、マイナスの影響があなたの人生に大きなダメージを与えます。

私は適応障害という地獄の日々から、「営業力」だけで独立し、これまで家族を私の稼ぎだけで養ってきました。転職、独立どちらも経験してきたからこそ、動くべきタイミングが分かります。

Mパパ社長

私は適応障害になり休職するまでずるずると悩んでしまいました。だからこそ適したタイミングで動く重要性を理解しています。

この記事を読めば、あなたが今動くべきタイミングなのか否かがはっきりと分かります。

一歩が踏み出せず悩んでいる人には必ず役に立つ記事になっているため、是非最後まで読んで行動の原動力にしてください。

目次

全ての営業マンは適切なタイミングで転職するべき

まず大前提ですが、営業として成功を目指す場合、「全ての営業マンは転職すべき」だと思っています。

私が考える営業としての成功は、一般的なビジネスマンよりも圧倒的に稼ぐことを指します。

自分が属する会社の代表に登り詰めることを成功と定義する場合は、この理論は必ずしも当てはまりませんのでご注意ください。

ここからはなぜ「稼ぐ」ということに焦点を当てた場合に転職をするべきなのかをご説明いたします。

営業の報酬は業界や会社制度によって大きく差が出る

「営業」という職種は、業界や会社の制度によって、もらえる報酬が大きく異なる職種です。

これは経理や総務、物流や経営企画など様々な職種でも当てはまることではあるものの、営業ほど極端に差が出る職種は他にありません。

この原因として、営業が稼ぐために重要な要因である「インセンティブ」と呼ばれる報酬制度に大きな差が出るためです。

このインセンティブとはボーナスのようにイメージされますが、条件が異なることが多いです。

  • ボーナス:会社の業績に基づいて支払われる
  • インセンティブ:個人の実績に基づいて支払われる

例えば、ボーナスは絶対に出るものではないです。会社としての業績が悪ければ出ない、あるいはカットされることも多いにあります。一方でインセンティブは会社としての業績に関わらず、しっかりと成果を上げた人には支払われます。

そしてこのインセンティブこそが、業界や会社制度によって大きく差が出るポイントになっています。

例えば、成長する市場かつ外資系の会社ではインセンティブが高く、衰退する市場の日経企業ではインセンティブが低く設定されていることが多いです。

注意点として、あくまでも全く同じ成績の場合のインセンティブの比較とご認識ください。どれだけインセンティブ条件の良い業界、会社に入ったとしても、そこで成績が上がらなくてはインセンティブはゼロです。逆にインセンティブ条件の悪い会社に入ったとしても、そこで良い成績をあげれば多少はインセンティブが発生します。

ただ本人の実力次第とはいえ、同じ実力ならより高い報酬を得られた方が良いので、常に成長市場でインセンティブのいい企業に属するために、転職は必要不可欠となります。

営業の結果に再現性を持たせる必要がある

営業力とは、どんな業界、どんな商品でも、変わらずに「売上」という成果を挙げられる力を指します。

この”どんな業界”でも、”どんな商品”でも売ることができる実力をつけるためには、転職が必要不可欠な要素になっています。

「全ての業界に転職して、全ての商品を売る経験をするなんて無理だ」

こんな風に考える人がいますが、私は全ての業界での経験が必須、と言っているわけではありません。

少なくとも3回転職し、業界や商品を変えた上で営業の成果をあげられればOKだと考えています。

ここで重要な考え方となるのが「再現性」です。この再現性とは、自分の持つ成功体験は、異なる条件、異なる時間軸の中で再度発揮できることを指します。

自分の成功体験に再現性を持たせることができれば、全ての業界を経験していなくても、同じように成功が可能と見なすことができます。この再現性を持たせるためにも最低でも3社で結果を出す必要があります。また、その際も自分なりの成功哲学を持って3社で成功することが重要です。

Mパパ社長

1社目で自分の成功哲学を見つけ、2社目以降は理論の検証と修正を行うための転職だと考えてください。

偶然の結果の積み重ねでは「再現性」は身につきません。そのことを肝に銘じて転職回数を重ねていただければと思います。

営業マンが転職するべきタイミング【ポジティブな要因】

営業マンが転職をするべきタイミングには、ポジティブな理由とネガティブな理由がどちらもあります。

ここではまず、ポジティブな理由で転職を考えるべき理由を説明します。

営業成績1位をとるなど、明確な成果を残せた時

まず第一に、自分の実績だと明確に他人に語れる成果をあげた時になります。

このタイミングは転職市場でも評価されやすいタイミングですし、何より成功哲学を身につけやすい時期になります。

このタイミングでしっかりと成果の要因を分析し、抽象化した上で転職すれば、次の会社でその理論を試すことができます。

一回の成果だと偶然かもしれないから、同じ会社で成果を複数回あげてからの方がいい、という人も多いです。しかしながら同じ会社で何度成果をあげても、その会社だから成果をあげられただけでは?と思われる可能性が高く、時間を投資してもリターンが少ない傾向にあります。

同じ時間を投資するのであれば、異なる会社で成果を上げることに注力をした方がリターンは大きいです。異なる会社で成果を出せば、この人はどこにいても成果をあげられる=再現性のあるスキルを持っている、とみなされます。

以上の理由から、明確な成果をあげ、その成功要因を分析できた時点で次の会社に移ることをお勧めしています。

Mパパ社長

成果をあげられた理由の深掘りが前提になっているので、しっかりと振り返りをしてください。

同じ会社で3年以上プレイヤーをした時

結果が出ていなかったとしても、同じ会社でプレイヤーとして3年以上働いている人は他の業界に転職することをおすすめします。

ただし、この場合は営業が好きな場合に限ります。

営業として成果をあげていくためには、同じ会社で、同じ商品を3年以上売り続けることは成長機会を失うことにつながります。なぜなら、例え結果は出ていないくても、その会社のメンバーレベルで学べる営業手法は全て学べているからです。

その場合、他の会社に転職をして、異なる営業手法を取り入れる方がよほど営業としての成長につながります。

営業の面白いところは、1つの業界ではうまくいかなくても、異なる業界で前職の手法を取り入れると途端にうまくいくことがあるということです。

だからこそ、3年間でしっかりと学び、次のフィールドに進むのは、逃げではなく、成果への近道だと考えてください。

ただし、営業が好きではなく、職種を変えたい場合は転職をせず、社内での異動をおすすめします。転職ができないわけではないですが、営業マンの社内異動は比較的容易です。

多くの部門との関係性があり、お客様視点を持ち合わせた人材であれば、欲しがる部門は多いはずです。まずはその会社で職種を変えてから、次のステップに進むことをおすすめします。

Mパパ社長

私も営業で培った知見を活かして、サービス開発に挑戦したことがあります。やはり顧客視点を持つ営業は重宝されました。

結果は出せているが、営業の仕事が楽しくないと感じる時

営業で結果を出しているタイミングは、職種を変えるチャンスでもあります。

一昔前の営業であれば、ただ泥臭く、気合と根性で成果をあげているイメージでした。一方で現在は、MAツールの導入など、デジタルツールも活用しながら、論理的に成果をあげるイメージに変わっています。そして、昔からの気合と根性のイメージも同時に併せ持ちます。

  • ITの知見もあり、論理的
  • 気合いと根性も兼ね備えている

このような人材を欲しがる業界は山ほどあります。

ただ営業は好きではないが、やりたいことがまだわからない、という人もいると思います。

そんな方にはコンサルティング業界をお勧めしています。その理由は以下の通りです。

  • 様々な会社の働き方を知ることができる
  • 高い能力が求められる業界のため、市場価値が高まり、次の転職が有利になる

現在コンサルティング業界は大量採用をしているため、転職する時期としても適しています。

今結果は出ているけれど悩んでいる人は是非挑戦して見てください。

Mパパ社長

コンサル業界は働いている人も優秀な方が多く学べることも多いです。

営業マンが転職するべきタイミング【ネガティブな要因】

営業マンが転職するタイミングとして、ネガティブな理由も存在します。

ただ声を大にして言いたいのは、ネガティブな理由=悪い理由ではないです。

単にあなたが今の環境に合っていないとわかっただけです。よってネガティブな理由でも気持ちは前向きに次を見据えた行動を始めましょう。

心を病む程追い込まれた時

まず一つ目は、心を病む程追い込まれた時です。

これは私自身経験があります。私の場合は「適応障害」と病名が付くまで動くことができず、自分の人生の数ヶ月を無駄に過ごしてしまいました。これが「うつ病」であれば、数年単位で無駄に過ごすことになるため、まだ軽い方だと思います。

心を病むことは誰にでもあり得ます。心の風邪みたいなものなので、あまり落ち込みすぎないでほしいです。

しかし心の風邪、と言っても風邪のように簡単に治るものでもありません。よって重症化する前に環境を変えることが非常に重要です。

転職に向けて動く前に、以下の点だけ明確にしておくことをおすすめします。

  • 営業の仕事内容が辛いのか
  • それ以外の要素(職場環境など)が辛いのか

どちらに当てはまるかによって、次に選ぶ職業に大きく影響を与えます。

そのため、まずは何が辛いのかをしっかりと自認した上で転職活動を進めるようにしてください。

Mパパ社長

本当に辛い時は休職、または退職してから考えてみてください。私のようにならないことを願っています。

営業が向いていない性格と自覚できた時

営業が向いていない性格とは、「人に尽くすことが嫌い」な人です。

詳しくは以下の記事にまとめています。

営業に向いている性格、向いていない性格を知りたい場合は記事を読んでもらえればと思いますが、簡単に説明すると、営業は究極のサービス業です。

そのため、人に尽くすことができない人だと、大成はしないですし、働いていても楽しくないと多います。

ただ逆に言えばその他の性格については、営業スタイルでカバーできるものも多いため、性格だけを理由に辞める必要はありません。

よって「人に尽くすことが嫌い」な人は転職活動をスタートすることをおすすめします。

営業の働き方がライフスタイルに合わない時

営業スタイルによる部分もありますが、営業はワークライフバランスをとることが難しい場合があります。

なぜワークライフバランスが取りづらいのかというと、クライアントワークのため、お客様都合による働き方が主となるためです。

極端に長時間労働というわけではなく、暇な時間もあるため、労働時間自体は他の職種と大きくは変わりません。

ただ忙しいタイミングを自分で選ぶことは難しいため、必ず土日は休みたい、夜は家族と過ごしたいなど、ワークライフバランスを守りたい人は転職をすることも選択肢の一つだと思います。

Mパパ社長

営業スタイルを変えることで解決できる問題でもあるので、緊急性がないのであれば、営業を続けながらゆっくり整えることもオススメします。

営業の仕事が好きではないと確信した時

営業の仕事が好きではないと確認できた時はすぐにでも転職活動を始めるべきです。

人は人生の多くの時間を仕事に使います。そのため、できる限り自分が楽しいと思える仕事に就くべきだと私は考えています。

また、楽しくない仕事を続けることは、心の病気に繋がるため、いち早く違う業界へ飛び込むべきです。

まだやりたいことが見つからない場合でも、とにかく営業以外に挑戦することで、自分に何が向いているのかを知るきっかけになります。

やりたいことがなくても動いていいのです。むしろ若い内に動いて好きな仕事を見つけられらば、その後の人生をより長く楽しむことができるようになります。

営業マンが転職するべきではないタイミング

基本的には迷ったら転職をおすすめしたいのですが、私の経験から、動くべきでないタイミングをいくつかご紹介します。

大前提として、これまで紹介した転職すべきタイミングに当てはまらない、かつ以下状況の場合に転職を避けるべきとご認識ください。※この2つの理由よりも、これまでの転職すべき理由の方が優先されます。

勤続年数3年未満で、結果が出せていない時

勤続年数3年未満で結果が出ていない場合、まだ動かず、今の職場で得られるノウハウを全て学ぶことをおすすめします。

理由は大きく2つあります。

  • 今の状態で転職活動をしても、希望の条件で転職することは難しいから
  • 転職をしても次の職場で結果を出すことが難しいから

これらの理由から、まだ動くべきタイミングではないと思います。特に私は2つ目の理由を重要視しています。

待遇は次の職場で成果を出してあげればいいのですが、その成果をあげられない可能性が非常に高いです。

営業が新しい業界で早期に成果を出すために必要な条件は、以下のどちらかを満たしていることです。

  • 自分の成功哲学を持っている
  • 元々の業界の営業手法を応用できるレベルで熟知している

よって今成果を出せていないのであれば、現在働いている業界の知識を応用できるレベルで自分のものにする必要があります。

なぜなら、新しい業界の基礎×異なる業界の応用で他の営業マンにはないあなただけの武器が作れるからです。これまでうまくいかなかった営業が、新しい業界で同じ手法を使ったらうまくいった、なんて話は山ほどあります。

よってまずは3年間しっかりと経験を積んでから動いても遅くはないと思います。

営業が好きだが、実力が伴わないと感じている時

「好きこそものの上手なれ」とはよく言ったもので、営業が好きな人は必ず伸びます。

不器用な人は器用な人よりスタートで遅れているかもしれません。ただ「器用だが営業が嫌いな人」よりも、「不器用でも営業が好きな人」の方が必ず伸びます。

営業は何か一つスキルを身につければ成功する訳ではありません。様々な要素や経験が絡み合って、ある日爆発的に伸びるタイミングが訪れます。

今は実力が追いつかず、焦っているかもしれないですが、営業が好きという気持ちを忘れずにもう少し頑張ってみてもらえると嬉しです。

Mパパ社長

少しでも皆さんの成長につながるように、私もこのブログで営業のスキルやマインドを発信していきます。

営業マンが転職をするための第一歩はシンプル

営業マンが転職活動が頭をよぎった際は、まずは2つのことを実施してください。

諸々準備は必要なのですが、まずはこの2ステップだけで大丈夫です。一度動き出してしまえば、自転車と同じでどんどん前に進みます。まずは最初の一歩目を早く踏み出しましょう。

転職エージェントに登録する

転職活動に関わるタスクやスケジュール管理を転職エージェントに外注しましょう。

営業マンは日々多忙で、スケジュール管理、タスク管理に追われています。そんな中転職活動のスケジュール管理、タスク管理を自身で行うのは不可能です。

そのため、他の人にお願いできることはお願いするべきです。外注とは言ってもお金はかかりません。

そして登録さえしてしまえば、あとはどんどんと背中を押してくれるのでモチベーションも保ちやすいです。

営業職の方限定にはなりますが、マイナビ営業AGENTはおすすめの転職エージェントです。

営業の強みの見せ方を熟知しているので、営業成果の見える化をしやすい点が大きいメリットです。

営業職から他の職業への転職もサポートしているので、今営業として働いている方は登録だけでもしてみるべきです。

Mパパ社長

使えるリソースは上手く活用するのがビジネスの鉄則です。どんどん使い倒しましょう。

なぜ転職したいのかを深掘りする

転職サイトに登録したら、初回のエージェントとの面談までに、本記事のどの理由が転職理由になっているのかを振り返ってください。

この転職理由は非常に大切で、エージェントに伝えておくと一気に転職活動の方向性が定まります。

エージェントの登録、転職理由の深掘りができていれば、あとは適した方向にエージェントが背中を押してくれます。

転職すべき理由に当てはまる人は最初の一歩を踏み出すことから始めましょう。

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