この記事を読んで欲しい人
- 自分は営業に向いていないと悩んでいる人
- 営業に向いている、あるいは向いていない性格を知りたい人
- 営業の本質と結果を出すために必要なことを知りたい人
この記事でわかること
この記事には以下の内容が詳しく書かれています。
- 営業とは陽キャのためだけの仕事なのか
- 営業に向いている性格、向いていない性格とは何か
- 営業とはどういう仕事なのか
営業=陽キャの仕事?陰キャには向いてない?
実は私は学生時代から陰キャで、、、、それなのに営業に配属されちゃったんですよね、、、営業は陽キャじゃないとできないと思うんです。転職して仕事を変えた方がいいですかね?
。。。陰キャや陽キャって何かな?あんまりイメージ湧かなくて笑
えー、知らないんですか?こんな特徴の性格です。
陽キャの特徴
- 表情が豊か
- ポジティブ
- 人と話すのが好き
- 誰にでも明るい
陰キャの特徴
- 無表情
- ネガティブ
- オタク気質
- 暗いことが多い
説明ありがとう。結論から言うと、陽キャと陰キャという括りでは営業の向き不向きは判断できないかな。
営業=陽キャの仕事、そんなイメージを皆さん持っていないでしょうか。これは恐らくですが、営業の仕事=話すこと、と思われている事が原因だと思っています。
この考えは大きな誤解だと思っています。なぜなら営業の仕事=聞くことだからです。SPIN営業も聞く営業の代表だと思います。以下参考にしてみてください。
もちろん相手から欲しい回答を得るための質問は必要ですが、あくまでメインで話すのはお客様なので、アドリブでずっと話し続けるような技はなくても大丈夫です。
本当に暗い性格でも営業はできる?
でも本当に暗くて、話すのも苦手な人でも営業はできるのでしょうか。
結論:できます。ただし、陽キャな人の真似はしないようにしましょう。
明るく、ポジティブ、話すことの好きな人の営業、皆さんどんなものを思い浮かべますか?
恐らく積極的に話しかけて、相手の懐にぐいぐい入っていって、友達のように近くなる、そんなスタイルを思い浮かべたと思います。
こういう方法は営業のセオリーとしてあると思います。人は仲良くない人からよりも、仲の良い人から買いたい生き物だと思うので、そのために距離を詰めているのです。
このようなやり方を、元々が陰キャの営業が取り入れると仕事が辛くなります。そんな辛いことに対する努力よりも、もっと自分にあった努力をするべきです。
例えば、ネガティブになりやすい人はリスク思考です。リスクに重点を置いて考えてしまう性格は、思い切りが持てないかもしれないですが、その分しっかりとリスクを潰した提案ができるでしょう。口数が少ない人はその分考えていることが多いと思います。勢いはないけれど、しっかりと考え抜かれた一言を発する人、これも信頼を得るための一つのスタイルだと思います。
信頼を得る方法は人それぞれです。自分の性格をしっかりと見つめて、自分にあった方向で努力することを意識してもらえると、営業という仕事が楽しくなると思います。
営業は将来性の高い仕事だと思っているので、間違った情報で諦めず取り組んで欲しいです。
営業に向いていない性格とは?
そうなんですね!てっきり陰キャな僕は営業ができないんだと思っていました、、、陰キャには陰キャの良さがあるんですね!ちなみに営業が向いていない性格ってどんなものなんですか?
これはいろんな意見があると思うんだけど、私は「人に尽くすことが嫌い」な人は営業には向いていないんじゃいかと思うよ。
営業が向いていない人、と考えた際に人と話すことが苦手な人、行動ができない人のように言われることが多いと思います。ただ私はこれらの性格は、営業のやり方によっては活かす事ができる可能性があると思っています。
ではなぜ「人に尽くすことが嫌い」だと営業が難しいのか、それは営業が「究極のサービス業」だと考えているからです。
営業は究極のサービス業?
営業は「お客様も気づいていない課題を発見し、解決をサポートする」ことが仕事です。
そのためには、お客様のためにとことん情報を調べ、その上で考え抜く必要があります。
好きな人のためでも、好きなことのためでもなく、お客様のためにとことんまで尽くすのです。
営業は数を打っているように見えているかもしれませんが、優れた営業は一つの商談のために以下のようなことを調べます。
- お客様の情報
- お客様の競合の情報
- お客様を取り巻く状況
- 自社の競合の情報
これらの情報を調べ、現在起こっている問題と、これから起こるであろう問題をお客様よりも精度高く予想します。
その上で、自社の商品やサービスで解決するための方法を模索し、お客様と一緒に解決していくのです。しかも他社商品ではなく、自社の商品でないとダメな理由も添えてです。これを受注するかもわからないお客様相手にします。失注すれば調べ損ですし、お客様に情報を与えて終わりです。それでもお客様のためにやり切るのです。
だからこそ「人に尽くす事が嫌い」な人では、長く続ける事ができないのです。またそのような人は営業の仕事は楽しくないと思います。
「営業は究極のサービス業」この気持ちを忘れずに取り組んで欲しいと思います。
営業に向いている性格とは?
私は人に尽くすのは好きなので、営業として頑張っていけそうです!向いてないと思ってやめなくてよかったー。ちなみに向いている性格も教えてもらえますか?
これも完全に私的な意見なんだけど「素直」な人は営業に向いている人だと思うよ。
これは営業に関わらず、様々な職業で言われていることだと思いますが、やはり「素直さ」に勝るものはないと思います。
なぜ営業には素直さが求められるのか
営業に素直さが求められる理由として、営業方法の正解は一つじゃない事が最も大きな要因です。
営業方法は、お客様、売る商品、業界などあらゆる要素によって正解が異なります。そして正解は一つではない上に、実践で学んで行く必要があります。よって営業はできる人をTTP(徹底的にパクる)することが非常に大切なのです。
特にプロの営業マンとして働いている人は、その時々によって売る商品も業界も変わります。ここで素直な人と、そうでない人は以下のような差が生まれます。
- 素直な営業マン
-
自分のやり方は一旦忘れて、その業界で一番優秀な人の営業方法をTTPして営業をする。成果を出してから自分の味も出していく。
- 素直ではない営業マン
-
過去の成功体験をもとに営業をする。
業界が変われば営業の正解は変わると記載しましたが、素直な人であれば、新しい環境で一から学び直し、最速で結果を残していきます。そしてTTPした上で、自分の色を足すことで、その新しい業界でもトップに立つことができます。
一方で素直さがなければ、過去のやり方に固執し、間違った方法で営業を続けることになります。ある業界での正解が、ある業界では間違いになる、その可能性に目を向けないことで成功を遠ざけてしまいます。
このことは全ての職業で言えることだと思います。ただ特に営業は、業界や商品が変わることが他の職種に比べると多いため、より「素直さ」が成功に必要不可欠な要素となっています。
最後にこの記事で伝えたいこと
私は現在、独立をして営業代行の仕事を行なっています。だからこそ営業は楽しく、独立したい人にもおすすめできる方法として紹介をしています。
だからと言って、全ての人に営業をおすすめするかというと、答えは「NO」です。仕事は自分が楽しめる、性格的にも、趣味嗜好的にもあったものを選んで欲しいと思っています。
今回この記事を書いた目的は、営業は明るい人にしか出来ないという誤解を解きたいからでした。本当は営業に向いているのに、誤ったイメージから営業という仕事を辞めてしまうのは非常にもったいないと思い、そんな人を減らしたいという気持ちからこの記事は作成しています。
私は仕事関係で適応障害になったことがあります。仕事内容というよりも、人間関係が原因でしたが、共通するのは「きついことを我慢していると心が壊れる」ということです。
なので、自分に向いていないと判断できたら、すぐに他の仕事に移ることを考えましょう!
この記事は営業に特化していますが、皆さんが自分に適した仕事を選ぶ上で少しでも役に立つことを願っています。
この記事のまとめ
- 陽キャ、陰キャの括りでは、営業の向き不向きは判別できない
- 営業は究極のサービス業なので、人に尽くすのが嫌いな人には向いてない
- あらゆる業界で結果を残すために、成功者をTTPできる素直な人が向いている
自分に営業が向いていて、かつ営業として成功を目指していきたいと感じた人は是非以下の記事も読んでください。
さらに具体的なキャリアアップ(転職)に向けて動き出す意思がすでにある人は以下記事をご確認ください。
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