「今の会社から転職をしたいけど、営業は専門性がないから転職が難しい」
あなたはこのような悩みからこの記事に辿りついたのではないでしょうか?
自信がないからこそ、キャリアのイメージが持てず、その結果最初の一歩が踏み出せない。
そしてずるずると無駄な時間を過ごしてしまう、そんなケースが非常に多いです。
私は新卒で営業の部署に配属され、営業企画、サービス企画を社内異動で経験しました。その後外資系コンサルタントへ転職をし、現在は営業として独立をしています。このように私自身、営業から様々な方法でキャリアを変えてきました。
この記事では、私の経験や同僚の営業マンの話からまとめた、営業から転職する方法について記載します。
この記事を読んでいただければ、営業から転職をする際のキャリア選択の考え方や、より具体的なおすすめの職種や業界を知ることができます。
あなたが最初の一歩を踏み出すための、勇気と知識を得られる内容となっています。
是非最後まで読んで、あなたの人生を好転させるための一歩を踏み出してください。
営業から転職は職種、業界問わず比較的容易に可能
まず大前提として、他の職種の方に比較すると、営業職の方は転職が非常に有利となっています。
「営業は専門スキルが身につかないから転職に不利」と言う声を聞くことが多いですが、これは大きな間違いです。
営業は身に付くスキルが、①転職市場で評価が高く、かつ②転職活動そのものに役立つものとなっています。
この2点について詳しく述べておきたいと思います。
ちなみに私は営業スキル=専門性のあるスキルだと思っています。本当は営業スキル自体にも自信を持ってほしいです。
営業はビジネス全般で役立つ汎用的なスキルが身に付く
営業はどのような職種や業界でも必要とされる汎用的なスキルを身につけることができます。
- ヒアリング能力
- コミュニケーション能力
- 論理的思考能力
- ストレス耐性
パッと挙げただけでもこのような汎用的なスキルが営業では身に付きます。この他にも、少し汎用性は落ちますが、特定商品の技術や法律、営業に関わるお金関係の知識も幅広く習得可能です。
深い経理の知識や法律の知識といった、専門性を身につけられないから転職に不利と嘆く必要はありません。
どのような職種、業界へ転職をしたとしても必要となる基礎的な能力を持っているため、専門的な知識しか持っていない人よりも有利に転職を進められる可能性が高いのです。
転職活動自体が得意な人が多い
また、営業は転職活動そのものが得意な人が非常に多いです。
転職活動とは、一言で言えば、自分を商品とした営業活動です。
- 自分の特徴や採用した際のメリットをわかりやすく資料にまとめる
- 資料をもとに自分の良さを説明する
- 質問された際には、資料外のことも含めてわかりやすく回答する
- 年収をを交渉し、クロージングする
これらの転職活動の流れは、通常の商品やサービスを売り込んでいる時とほとんど同じです。
普段から様々なタイプのお客様と真剣勝負をしている営業だからこそ、転職活動の場で自分の良さを最大限発揮することができるのです。
営業から転職する際の職種と業界は現在地からの距離を考える
営業から転職をする場合、以下のことに気をつけて職種と業界を決める必要があります。
- 自分の今いる職種、業界との親和性があるのか(現在の自分との距離)
- 距離が遠いほど難易度が上がるため、どこを目指した転職をするのか
ここでは具体的な職種や業界の紹介ではなく、どのように職種や業界を考えていくのか、その基礎を説明します。
※具体的な職種や業界名が知りたい場合はこの項目は飛ばしてください。
今の自分との距離はしっかりと把握しましょう。いきなり無理に遠くを目指す必要はありません。
「営業」という職種は変えずに転職をするパターン
まずは「営業」と言う職種は変えずに転職をするパターンです。このパターンは非常に簡単かつ、年収を上げていくことができるため、おすすめの方法です。
私は営業で成功していくことを考えた時、この転職方法は全営業マンが何度も実践すべきものだと思っています。
なぜ営業が転職を繰り返すべきなのか、という点については以下記事にまとめているのでご参考ください。
もちろん、転職をする上で、営業を辞めることが絶対条件という方もいると思うので、そんな方は後述する職種を変えて転職するパターンまで進んでください。
同じ業界で転職する
営業職かつ同じ業界で転職をする方法です。この方法のメリットは以下の通りです。
- 現在の仕事との親和性が高く、即戦力として働くことができる
- これまでのキャリアが無駄にならないため、転職後の昇進も狙っていきやすい
ただし、年収を上げる、という一点を考えた時、上がり幅はそこまで大きくない選択肢となります。
理由として、営業の年収は業界の成長性や、慣習によってある程度上限が決まっているためです。よって基本給のアップは見込めるかもしれませんが、インセンティブという年収に大きなインパクトのある部分は現職と変わらないことも多いです。
この転職には以下のような種類があります。
- 競合他社への転職
- 同じ業界で異なる商材を扱う会社へ転職(例:経理向けサービス→製造向けサービスへの転職)
いずれにしもて、業界知識やその業界ならではの慣習や法律などを備えた状態で転職できるため、スタートダッシュが切りやすく、転職後のミスマッチも発生しにくいです。
異なる業界へ転職する
営業という職種は変えず、業界のみを変更する方法です。
私はこの転職方法が最もおすすめできると思っています。
この方法のメリットは以下の通りです。
- 成長業界へ転職することで、年収を大きく上げられる可能性がある
- あらゆる業界で結果を出せる、営業の再現性を身につけることができる
- これまでの営業経験が無駄にならない
全く異なる業界での営業となるため、同じ業界内での転職に比べて、即戦力になれない可能性があるなど、多少リスクは増えます。
一方でそこまで大きなリスクではないにも関わらず、大きく年収を上げることができるチャンスがこの選択肢にはあります。また、この転職に慣れてしまえば、時代に合わせて給料の高い成長市場に転職を繰り返していくこともできるため、安定して営業で稼ぐことができます。
この転職には以下のような種類があります。
- 異なる業界で同じ種類の商品を扱う会社への転職(例:商品営業→商品営業)
- 異なる業界で異なる種類の商品を扱う会社への転職(例:商品営業→SaaS営業)
特に営業で給料を上げたい場合、SaaS営業のような、今伸びている業界に転職をすることが大切です。
成長業界では、売上最大化のためにコストを大きくかける傾向にあります。そのため、売上アップへの最重要職種の営業に対するインセンティブも大きくなります。一方で成長が鈍化した業界では、利益最大化のためにコスト削減が行われます。よって、営業に対するインセンティブも少なくなるのです。
「営業」という職種を変えて転職をするパターン
営業が本当に嫌い、あるいは向いていない人がとるべき選択肢です。
キャリアチェンジが主目的となるため、年収は下がる傾向にあります。(コンサルタントへの転職など一部業界は除く)
ただ私は、営業に向いていない人はほとんどいないと思っており、営業の素晴らしさを皆さんに知ってほしいと思っています。自分が営業に向いていない、と思う方は一度以下記事を読んで、本当に向いていないか確認してほしいと思っています。
読んだ上で気持ちが変わらない場合、以下の手順で業種や業界を決めるとスムーズになります。
同じ業界で転職する
職種は変えた上で同じ業界で転職をする方法です。この方法のメリットは以下の通りです。
- 業界特性や顧客ニーズなど、営業で培った知識を活かすことができる
- 業界特有の法務知識など、専門的な内容にも比較的取り組みやすい
このように、営業で得た知識を基に他の職種で働くことができるため、給料アップは難しいがキャリアチェンジはしやすい選択肢となっています。
なぜなら営業はお客様と日々接点を持つ中で、多くの生の声を聞くことができています。それらの情報はどの部門にとっても必要不可欠な情報となっており、あなたの価値となります。実務的に即戦力は難しくても、そうした顧客視点を持つことで、新しい風を吹かせる役割は担うことができます。
営業から転職する上でおすすめの職種は後述しますので、そちらをご確認ください。
異なる業界へ転職する
職種も業界も全て変えて転職をする方法です。この方法は基本的にメリットがありません。
ほとんどの場合、キャリアを一から築く必要があるため、苦しいリスタートとなることが多いためです。
ただし、どうしてもやりたいことがある場合、人生を賭けた挑戦として、この方法を選択することを否定はしません。その場合は人生を賭けるリスクをしっかりと把握した上での挑戦をしてください。
実は私自身この転職方法で挑戦をしたことがあります。その際、私は外資系コンサルティングファームへ転職と言う選択をしました。結果は惨敗。上司からのパワハラがすごかったこともありますが、私は適応障害となり、会社を退職しています。その後営業の道に戻り、今は独立して生計を立てられているため、必要な失敗と思う一方で、当時は大きく傷つく結果となりました。
私の例は少し特殊かもしれませんが、全く知らない業界に、経験したことがない職種で挑戦すると言うのは大きなリスクを持っていることはご理解ください。
【番外編】会社内で異動する
職種を変える際、会社を変えずに異動をする方法です。
キャリアチェンジを目的とする場合、私はこの方法が最もおすすめできると思っています。
この方法のメリットは以下の通りです。
- 職種は変わるが、社内で培った実績や信用は無駄にならない
- 基本的に職種が変わっても給料が下がることはない(営業インセンティブ除く)
- 社内のパイプがあるため、新しい環境でも馴染みやすい
このように、リスクを抑えてキャリアチェンジできるのが社内異動です。給料を上げるための転職の場合、社内異動では目的が達成できないリスクがありますが、キャリアチェンジを目的とする場合は、リスクをとって外に出る必要はありません。
私はこの方法で一度キャリアチェンジをしています。営業で聞いた顧客ニーズを解決するためのサービスを、自分の手で企画、開発したいと思ったことがきっかけです。その際、転職ではなく異動という選択肢をとったのは、他社に転職をして一からのスタートでは、企画としての経験を積むまでに時間がかかると判断したためです。結果として、社内知識や顧客ニーズの把握をできていた私は、キャリアチェンジをしたにも関わらず、即戦力として働くことができました。
このように、新しい職種に挑戦する場合は、ある程度地盤のある場所で挑戦した方が、意図した経験も積みやすくなります。
転職以外の方法として、選択肢の一つにしていただければと思います。
営業から転職する際のおすすめの職種と業界
ここからは転職する際におすすめの職種と業界を紹介します。
営業から転職をしやすいという点でのおすすめを紹介しています。
重要なのは転職目的との整合性になるため、あくまで参考程度にご確認ください。
おすすめの職種3選
営業で得た経験をできるだけ直接的に活かすことができる職種がおすすめです。
私自身が経験している職種でもあり、営業からの転職や職務遂行のしやすさは実証済みです。(ただし、コンサルタントだけは転職が用意なことのみ実証できています。)
コンサルタント
コンサルタントはキャリアチェンジを行なったとしても、給料を大きく上げることができる数少ない職種の一つです。
かつ営業で培った能力を活かすこともできます。
コンサルタントの仕事はお客様の課題を解決することです。日々お客様と向き合い、ヒアリング、課題発見、論理的に思考し解決案を提案している営業職と似た仕事内容となっています。それに加えてクライアントワークという、お客様に合わせて激務になりがちな点も合致しており、職務的にも文化的にも馴染みやすいと思います。
また、コンサルタント職は、自分が将来やりたいことを見つけるまでの期間を過ごすにはいい業界です。なぜなら、大きく気給料を上げることができ、転職市場での価値も高いため、次の転職も有利に進められます。営業はやりたくないけど、まだやりたいことが決められないかたには特にお勧めできます。
商品開発
商品開発は、お客様のニーズの把握が最も重要な職種であり、膨大な生の声を聞いている営業にはマッチした職種です。
また、ニーズを把握している”量”だけでなく、お客様が本当に欲しいものを把握する”質”の面でも優れています。
ヒアリングやアンケートをすると、ついつい表面的なニーズを拾いがちです。しかし営業は常日頃から、「お客様の本当に欲しいもの」を考える習慣があるため、初めての業界でも深い洞察を行いやすいです。
商品を開発する上での知識や技術はもちろん身につける必要がありますが、最も重要な能力を身に付けられている点が優位に働きます。
私もサービス開発を担当した際は、技術面のキャッチアップで苦労しましたが、ヒアリングや拡販のタイミングでは貴重な戦力として重宝されました。苦手な部分を伸ばしつつ、戦力にもなれるという点でも商品開発はおすすめです。
マーケティング
マーケティングは営業の上位の概念であり、そのためステップアップ的な意味も含めて挑戦しやすい職種です。
営業とマーケティングは水と油のように語られることも多いですが、営業もマーケティング活動の一環です。
マーケティング担当者が売上を上げるための様々な方法を検討し、その中の選択肢の一つとして、対人営業が存在するのです。
よって対人営業を極めるためにも、全体を俯瞰してみる能力があった方が、全体最適を考えられる貴重な人材になるため、一度は経験しておいてもいいと思います。
私もサービス開発では、リリース後のマーケティングも経験しました。対人、WEB、広報など様々な対応を検討した経験は、営業力を武器に独立した今も大きな力になっています。
おすすめの業界3選
何度もお伝えしているように、成長している業界に飛び込むことが、営業の転職には必要不可欠です。
その中でも特に、無形商材を扱う業界が最も待遇が良くなる傾向にあります。
生産拠点など、固定費を大きく上げる投資が不要なため、その分営業にお金をかけやすいことが理由です。
IT業界
最も成長しており、かつこの先も伸び続ける市場がこのIT業界です。
IT業界は専門知識が必要だから難しい、という人がいますが、実はそんなことはないです。
もちろん、お客様からの質問に応えられる最低限の知識は必要です。しかしながらお客様が聞いてくるのは基本的に見える部分(UI/UX)のみです。内部の小難しい内容まで気にされる人はほとんどいません。
むしろ重要なのは、サービスを開発するエンジニアと、お客様の要望を繋げるコミュニケーション能力です。お客様だけに注力するのではなく、社内にも目を向けた管理能力が求められます。
エンジニアはコミュニケーションが苦手な人も多いので、その部分を補えるタイプの営業は重宝されます。
一点注意点としては、IT業界といっても様々な種類の営業が存在するため、どの営業を選択するのかを見極める必要があります。
- プロダクト営業:基本的に売り切りのパッケージ商品を販売する
- ソリューション営業:お客様の要望に合わせてカスタマイズした商品を販売する
- SaaS営業:ある程度固定のシステムを、月額制で販売する
それぞれの営業ごとに求められる力が異なります。
例えば、高額なパッケージ商品を売り切りで販売する場合、多少強引でもクロージングする能力が必要です。逆に月額制商品を扱う場合、お客様との信頼関係を築く力が求められます。
今最も伸びている業界はIT業界の中でもSaaSを扱う企業ですが、SaaS営業は少し特殊な営業形態となっています。
以下記事に内容まとめているので、SaaS営業に興味のある方は是非ご確認ください。
広告業界
広告業界の中でも、WEB広告の会社は非常に伸びている分野の一つです。
昔から広告業界はゴリゴリの営業マンが強い分野になっており、勤務時間が長く、給料がいいのが特徴です。
それに加えてWEB広告ではこれまでのお客様の行動分析だけでなく、SEOの知見、SNSの知見など幅広い能力が求められます。
いずれもこれからの時代には必要不可欠な能力のため、体力に自信がある方は是非一度は挑戦しておいた方がいい業界となります。給料とスキル、どちらも高水準で手に入ります。
人材業界
人材業界については、今後転職市場がより活性化し、人材の流動制が上がれば上がるほど成長していく業界です。
営業との親和性は言うまでもなく高いです。転職希望者のニーズを引き出すコミュニケーション能力と、人材を求める企業への提案力を高いレベルで求められるためです。
それに加えて、求職者との面談スケジューリングなど、多くの関係者を含めた管理能力が求められます。
人と多く関わってきた営業マンだからこそ、こういった細かい部分にも抵抗なく入っていくことができます。
営業から転職する際の業種と業界は自分のありたい姿で決めるべき
営業から転職をする際に最も重視すべきは、「自分がありたい姿に近づくことのできる会社か」と言う点です。
ここまでは、営業から転職する際の難易度や、年収アップ、スキルアップなどの可能性をメインにした、おすすめの職種や業界を紹介してきました。
しかしながら、あくまでもここから紹介する項目を満たした企業であることが大前提となる話です。
外的な要因でメリット、デメリットを紹介しましたが、必ず自分の気持ちと向き合った選択を心がけてください。ここでは重要なステップを3つご紹介します。
転職理由を明確化する
今回の転職をなぜ行うのか、なぜ辞めたいと思ったのか、その理由を明確化してください。
- 年収を上げたい
- スキルアップしたい
- ワークライフバランスを整えたい
など、様々な理由が考えられると思います。
この部分を満たすことができないと、結局は自分が不幸になるため、しっかりと自分と向き合うことが大切です。
ワークライフバランを整えたいと思っていたのに、年収に釣られて激務の会社を選んでしまった、などよく聞く話です。
そういった事態を避けるためにも、自分が心から納得できるまで考えましょう。
転職活動が長期化すると、希望とはかけ離れた入りやすい企業を選択しがちです。そうならないためにも転職理由は明確にしてください。
将来成し遂げたいこと、夢を考え抜く
転職をする際は、将来成し遂げたいことにつながることを選択するべきです。
ただし、夢と直結している必要はなく、夢までの道の上に爪先が少しかかるだけでもいいので、乗っている会社を目指してください。
人生100年時代と言われる昨今、夢の有無で人生の豊かさは大きく変わります。働く時間も長くなるからこそ、自分のありたい姿に近づいている、そう思える選択をしてください。
譲れない条件を決める
最後に、転職をする上で譲れない条件を決めてください。
例えば、転勤はできない、給料を下げることはできない、といったようなものです。ただし、時には妥協も大切なので、何かしらの理由で絶対に譲れないという数個を選んでください。
実は譲れない条件というと、多く挙げることは非常に簡単ですが、そこから絞るのは非常に難しい作業です。
そんな時のお勧めは、転職理由とありたい姿を考えた時、どちらも満たしているものだけを残すやり方です。比較的短期的な理由になりがちな転職理由と、長期的な理由になるありたい姿、どちらもバランスよく考えることが重要です。
営業から転職をする際、職種を変える場合の注意点
私は営業から転職をする際、他の職種を選択しようとしている人を見ると「もう一度考え直してほしい」と心から思います。
営業は会社員として高い給料を稼ぐことも、独立して稼ぐことも、どちらも選択可能な素晴らしい職種だと思っています。それも自分の身一つ、スキルだけで完結することができるのです。
とはいえどういった点を考え直せばいいのか、それは以下の点です
多くの方が抱えている悩みは、営業職ではなく、会社に問題があるだけの場合が多い
こちらに気がついていない人が非常に多いです。
- ノルマに対するプレッシャーが強い
- 人と話をするのが苦手
- 出張が多く家に帰れない
- 上司からの詰めが辛い
- 土日もなく働かないといけない
これらはよく営業が嫌な理由で見る項目です。
ただこれらは全て営業職に問題があるのではく、あなたの働いている会社に問題があります。
全ての営業職がノルマに追われるわけでも、土日もなく働かないといけないわけでもありません。これらは会社だったり、自分の仕事のスタイルを見直せば改善できる項目ばかりです。
是非転職をする前に一度、「本当に営業職が嫌なのか」という点を考えてみることをお勧めします。
営業から転職する際、迷ったら転職エージェントを使ってみる
最後に、営業から転職するかを迷った際には、まずは転職エージェントに登録をしてみてください。
通常の業務をしながらの転職活動は皆さんが想像する以上にハードです。とはいえ先に会社を辞めてからの転職活動はリスクが高くお勧めしづらいです。
よって、効率よく転職活動を進めるために、人に頼める部分は頼んでしまうことが重要になります。
転職エージェントは転職に関わる多くの業務を代わりに行なってくれるため、働きながらの転職活動には必須のサービスです。また、軽い気持ちで相談だけでも乗ってくれるので、無料で使えるエージェントを積極的に活用しましょう。
営業職の方で、まだ希望の職種や業界が決まっていない場合は、マイナビ営業AGENTがおすすめの転職エージェントです。営業職の方限定になってしまうのですが、その分営業の悩みをしっかりと理解した提案をしてくれます。
もしすでに営業として、IT業界への転職を希望されている場合、マーキャリをお勧めします。業界を悩んでいる途中だと、もっと色々な業界を紹介してほしいと思う人もいるかと思うので、IT業界への決め打ちをする方にのみお勧めしています。
まとめ
ここまで読んでいただければ、転職するの職種や業界の選択方法を理解していただけたかと思います。
まだまだ転職活動の入り口に立ったばかりではありますが、最初に進む方向を間違えると悲惨なので、この記事の内容はしっかりと身につけた上で、転職活動に臨んでください。
コメント