- 転職エージェントが多すぎて、どれがいいのかわからない
- どうせ申し込むなら自分に合ったエージェントを選びたい
近年、様々な転職エージェントが乱立した結果、転職エージェント選びに迷う人が急増しています。
この記事を読んでいるあなたもきっとその中の一人でしょう。
転職エージェントに相談する、というのは転職活動の最初の一歩です。
この最初の一歩を迷って踏み出せないのは非常に勿体無いです。
私は現在、営業スキルを使って独立をしていますが、それ以前は会社員として働いていました。
転職活動も行い、失敗したこともあれば、成功したこともあります。中でも、外資系コンサルティングファームからの内定を勝ち取ったのは大きな成功だと自負しています。
ただし、私一人で勝ち取った成功ではなく、エージェントのサポートがあったからこその成功です。
一方で失敗した時も隣にはエージェントがいました。
そんな私の経験をもとに、営業職におすすめの転職エージェントと使い方のコツを紹介します。
この記事を読んでいるあなたには、私のような失敗はせず、最短距離で成功してもらいたいと思っています。是非最後まで読み、その瞬間から最初の一歩を踏み出してください。
【大前提】営業職は転職エージェントを必ず使うべき!
まず大前提ですが、営業マンの転職では、必ず転職エージェントを使うべきです。
理由として、転職エージェントを使うデメリットがないからです。
もちろん、転職サポート「サービス」なので、うまく使うことが重要です。
どのようなサービスも共通ですが、上手く使える人は他社よりも有利に物事を進めることができます。
転職エージェントも同じで、注意すべき点はあれど、使うことに対してのデメリットはないため、迷わず利用してください。
ここまで転職サービスを押す理由は以下の通りです。
- 面倒な作業や難しい作業をサポートしてもらえる
- 第三者かつプロの視点でアドバイスがもらえる
- 自分の市場価値がわかる
- 非公開、あるいは公開前の求人を紹介してもらえる
それではそれぞれ詳しく解説します。
非常に役に立つサービスなので、利用しないだけでライバルに差をつけられていると考えてください。
面倒な作業や難しい作業をサポートしてもらえる
転職活動は面倒な作業や難しい作業が山ほどあります。
これは転職活動をしたことがある全員が理解できると思います。
まだ転職活動をしたことがない人は、就職活動を思い出してください。
- 企業研究
- 履歴書、エントリーシート作成
- 面接練習、スケジュール調整
などなど多くの時間を費やして今の会社に入社していると思います。
真面目な学生であれば4年生の就活の時期は単位を取り終え時間に余裕があったと思います。そのような状態でさえ大変だった活動を、仕事をしながら行う必要があるのです。
そのため、誰かの手を借りないと、スピード感を持った行動ができません。
では、具体的にどのような作業をサポートしてもらえるのか、簡単に紹介します。
面倒な作業とは
営業職にとって面倒な作業の筆頭は面接のスケジュール管理です。
なぜなら本業で嫌というほどスケジュールを管理しているため、仕事以外の部分での調整まで行う余裕はないためです。
転職活動のスケジュール管理は優秀な人ほど大変です。
まず前提として、転職活動では内定が出た後の検討時間が非常に短いです。そのため、一度に気になる企業に応募し、同じタイミングで内定が出るように調整する必要があります。
その上面接回数や結果が出るまでのスピードは各企業ごとに異なっています。
忙しい中合間を縫って行う転職活動で、全て自分でこなそうとすれば、連絡が漏れる、ダブルブッキングする、などのミスが絶対に起こります。
その点転職エージェンを使っていれば、全て管理し、リマインドもしてくれるため、かなり楽に進めることができます。
難しい作業とは
難しい作業とはつまり、年収交渉です。
就職活動しかしたことのない人はイメージがないかもしれませんが、転職活動では年収交渉が必ずあります。
就職活動の時は基本的に大学卒、大学院卒などのレンジで給料は一律でした。
一方で転職する際の給料はあなたの能力に合わせたものになります。かつ企業もできるだけあなたを安く買いたいと思うため、あなたの適正年収よりも低い年収を提示する時があります。
この時、日本人の性格的に、給与交渉はすごくしづらいと多います。自分が絶対に正しい場合ならまだしも、誰も正解を知らない中で主張を通す必要があるからです。
一方で転職エージェントに任せておけば、適正以上に給料を上げてくれます。信頼できる理由は2点あります。
- プロなので適正な金額(正解)が分かる
- エージェントの成績はあなたは転職した際の年収で決まるため、本気で交渉する
このように交渉することがエージェントにとってもメリットがあるからこそ信頼できるのです。
自分のスキルに対して、適正な価格を支払ってもらうのは当然の権利です。プロの協力も得ながらしっかりと交渉することが大切です。
その他にも転職で必要な作業は基本サポート可能
その他にも基本的に転職活動に必要な内容はなんでも相談可能です。
全て無料で、追加の費用を取られることもないため、「転職エージェント=使い得なサービス」なのです。
第三者かつプロの視点でアドバイスがもらえる
第三者かつプロの視点で、冷静に広い視野から見たアドバイスをもらうことができます。
一人の転職活動では、どうしても視野が狭くなりがちです。その上あなたは転職のプロではありません。
何が正解かわからない中で動き続ける必要があります。そのため、冷静にあなたにアドバイスをしてくれる存在というのは非常に心強いのです。
作成資料のチェックやアドバイスがもらえる
あなたの作成する資料の記載内容や誤字脱字など細かくチェックしてくれます。
履歴書と職務経歴書は転職活動では必須ですが、実は作成が非常に難しい資料となっています。
一人で作成していては、本来書くべきことを漏らしたり、全くあなたの良さが伝わらない資料になる恐れがあります。
このように難しいが大切な資料を、プロの目線でチェックしてくれます。
いくら面接に自信があっても、書類審査をパスしなければ面接には辿り着けません。しっかりとあなたの魅力が伝わる資料を作り上げる必要があり、そのためにはプロの意見が必須なのです。
自分に合った仕事を考えてくれる
あなたに本当に合った、向いている仕事を一緒に考えてくれます。
人には好きな仕事と向いている仕事があります。理想としては、この二つが重なる仕事を選ぶべきですが、この向いている仕事、というのが非常に難しいです。
ほとんどの人が考える、自分に向いている仕事は、向いていると”思っている”仕事です。そのためプロの目線で客観的な意見が必要になります。
あなたの知っている職種は、世の中にある仕事の一部に過ぎません。あなたの知らない仕事の中に天職がある可能性も残っています。
自分の市場価値がわかる
自分自身が転職市場でどれだけの価値があるのかを知ることができます。
転職では、あなたの会社の評価や、会社内でのあなたの評価はあまり意味を持ちません(あなたの市場価値を測る上で指標の一つになる程度です)。
よって、自分がどれだけのキャリアや年収のアップを目指せるのかは、自分だけではわからないです。
そこで、転職のプロに、あなた自身のレベルを見てもらうことで、適切なレベルでの転職活動を行うことができます。
ただ一点注意いただきたいのは、市場価値と合致した会社に入社すべき、と言っているわけではありません。
本来のあなたのレベルよりは低くても、やりたいことができる会社を選んでも良いです。
逆にあなたのレベルよりも高い会社を目指すのも大丈夫です。なぜなら転職はレベル感だけでなく、相性も重視されるため、どのような会社でも可能性はゼロではありません。
それでも市場価値を知っておいた方がいい理由は以下2点です。
- 本来よりも安い価格で買い叩かれないため
- お見送りになった際に、必要以上に落ち込まないため
転職活動する人の中には、自分よりレベルの高いところばかりに挑戦し、お見送りになるケースがあります。
この時、挑戦した結果だと思えば前向きになることができます。
一方でレベル感を知らずに挑戦すると、挑戦だと気付かず、全ての会社でお見送りになる、というようなネガティブな気持ちになります。
これらの理由により、自分の市場価値はしっかりと把握しておくべきなのです。
非公開、あるいは公開前の求人を紹介してもらえる
転職エージェントを利用することで、あなたが入手する情報の質を上げることができます。
転職市場には一般には公開しない情報も多くあり、そういった情報は転職エージェント経由で入手する必要があります。
求人情報は機密情報と捉えることもできます。求める人材が分かれば、今後力を入れたい分野がわかります。または上位ポジションの採用情報が漏れれば、引き抜きの危険性や管理職不足のタイミングを狙われる可能性もあります。
こういった理由から、転職エージェントにのみ公開される情報があるのです。
ライバルよりも早く、質の高い情報を仕入れると、その分早く動き、対策ができます。たかが求人情報と甘く見ず、しっかりととりに行ってください。
営業職におすすめの転職エージェント
営業職におすすめのエージェントをご紹介します。
最近は多くの転職サービスが世に出ており、その質にはまさにピンからキリまであります。
SNSサービスなどでも集客されていたりしますが、悪い業者に当たってしまうとまず転職活動は失敗に終わります。
ここでいう失敗は、転職できないことではありません。
あなたが望んだ転職ができず、転職後も悩み続ける、ある種転職ができないよりも悪い状態になります。
悪い担当に当たるとエージェントの利益優先で、彼らにとって利益率の高い会社に、言葉巧みに入社させたれます。
そうならないためにも、おすすめのエージェントを使う、あるいは一度でいいので正しいサービスというのを体験していただければと思います。全て相談は無料なので賢く使ってください。
リクルートエージェント
リクルートエージェントと次に紹介するdodaは業界最大手の転職エージェントです。
基本的にこの2社どちらも、または最低限この2社のどちらかは必ず登録するようにしてください。
最大手=業界のスタンダードを知ることができます。
何かに特化しているわけではないので、
- 自分は総合的な方があっているのか
- あるいはもう少し〇〇に特化したいのか
など考える基準にすることができるため、まずは相談してみるのがいいと思っています。
良い点
やはり業界No1だけあって、求人数やエージェント数ともに圧倒的に数があります。
要するに、エージェントも求人も多くの選択肢がある、ということです。
エージェントの教育もしっかりされているため、安定したサービスを受けることができます。
このエージェントの質が非常に大切です。
なぜなら、選択肢の多さは、メリットでもあり、逆に迷う要因にもなります。しっかりとあなたを導いてくれる体制が整っているからこそ強みになるのです。
また、土曜日も面談が可能だったため、働きながらの転職活動の身には非常にありがたかったです。
悪い点
悪い点は特にないです。
強いて言えば、業界最大手ということもあり、良くも悪くも一人一人に対する熱量がそこまで高くないことです。
例えば、内定後に辞退するときもそこまで引き留められないですが、逆にプッシュもないため、誰かにどんどん引っ張ってほしいという人からすると少し物足りないかもしれません。
doda
dodaもリクルートに次ぐトップクラスの転職エージェントです。
正直この2社に大きな差はないと思っています。※お互いに求人数や転職者数などトップである部分を出していますが、使う側からすれば誤差です。
では業界トップのリクルートだけ体験すればいいのかというとそれは間違いです。
一社だけでは良い悪いの判断ができないため、あなたの転職活動のサポートとして担当者が相応しいのか判断ができないのです。
まずは業界標準を知る、という意味で2社比べてみるのがいいと思います。
良い点
dodaも求人数、エージェント数ともに多くの選択肢があるため、この点はリクルートと同様に評価できます。
一方で実際に使っていた経験則にはなりますが、エージェントの質に良くも悪くも個人差がありました。
リクルートの方が平均点は高いが、dodaの方が特別良い人は多い、というようなイメージです。
もちろん、良い悪いは私との相性も含まれた判断になっているので一概には言えませんが、参考にしていただければと思います(おそらくリクルートの方がしっかりマニュアル化されている)。
dodaは夜の面談が遅くまでやっていたので、この点は働きながらでも面談などはしやすかったです。
悪い点
悪い点としては良い点でも書いた通り、質の悪いエージェントに当たることがある、という点です。
こればっかりは運の問題もあるので仕方ないのですが、やはり一度悪い人に当たるとイメージが悪くはなってしまいます。
この良い悪いの判断ができるようになることも転職活動では大切なので、色々なエージェントと話をしてみてください。
アクシスコンサルティング
アクシスコンサルティングはメインはコンサルタント業界への転職サポートです。
その他メガベンチャーへの転職にも強いため、いわゆるハイクラス転職のサポートという立ち位置になります。
求人数の多さよりも質の高さでの勝負といったスタンスをとっているため、明確なキャリアアップイメージがある方に向いています。
特にコンサルタント業界とのパイプは強いため、営業からコンサルタントを目指す方は相談すべき転職エージェントです。
良い点
良い点は圧倒的なサポート力です。
職務経歴書の作成から面接対策まで、かなり手厚いサポートを受けることができます。
特にコンサルタント業界では、ケース面接と呼ばれる業界特有の面接が行われます。
コンサルタント以外でもハイクラス転職ならではの難しい内容での面接もあるため、本気で目指すのであれば、サポートしてもらう価値は十分にあります。
悪い点
悪い点は、良い点の裏返しになりますが、サポートが手厚すぎる点です。
これには以下のような理由があると考えられます。
- ハイクラス転職を成功させるには、高い完成度が必要
- 太いパイプがあるが故に、あまりレベルの低い候補者は出したくない
- 利用者が大手に比べると少ないため、転職希望者の量ではなく、質を上げる必要がる
私自身使った感想としては、忙しい営業をしながらの転職活動としてはかなりハードだったと思います。
私は最終的に外資系コンサルタントへ転職した際は、リクルートを使っていました。
ただアクシスコンサルティングで鍛えられた経験や、ブラッシュアップされた職務経歴書の基礎があったから、というのは間違いありません。
何がなんでも給料を上げたい、キャリアアップしたい、という方へ向けたサービスとご認識いただければと思います。
マーキャリ
マーキャリはIT業界へ特化した転職エージェントです。
「IT業界へ特化」というジャンルは最近非常に多いです。
理由として、今現在、そして今後しばらくは成長する業界であるため、求人情報も豊富になる傾向が強いためです。
ただし、こういったIT業界特化のエージェントは怪しい会社も多く注意が必要です。
あなたの希望に合っていない劣悪な会社を勧められることも多々あります。
マーキャリであればそのようなことはないので安心して利用いただけたらと思います。
良い点
良い点としては、IT業界の綺麗な面も汚い面も合わせて説明した上で、一緒に希望の会社を見つけてくれる点にあります。
IT業界への転職、というとキラキラしたイメージが先行してしまう求職者が多いです。
実際は「IT土方」と揶揄されるような、超肉体労働の仕事も多いのが現実です。
もちろんキラキラした世界もあるのですが、そこに辿り着くためにはそのようなきつい環境を耐え抜く必要もあります(もちろん最初からキラキラした世界に行ける人もいます)。
しっかりと将来的に目指したい現実的な目標を一緒に定め、その上で次のキャリアを考えてくれる点が強みとなっています。
悪い点
悪い点としては、やはりIT業界特化にはなるため、急な方向転換がしづらい、という点です。
業界研究や、実際に面接を受ける、などしていく中で、希望する業界が変わることは往々にしてあります。
または、希望条件が複数の業界に当てはまる場合もあります。
例)サービス開発であれば、IT業界だけではなく、小売業など他の会社の企画ポジションでも可能です。
そういった場合には、他のエージェントを頼った方が品質は高くなります。
もちろんマーキャリでもIT業界以外も紹介できますが、やはり餅は餅屋に頼むべきです。
結論として、IT業界以外への可能性がある場合、複数のエージェントを使う必要がある、という点が悪い点となります。
マイナビ営業AGENT
マイナビ営業AGENTはその名の通り営業マンの転職に特化した転職エージェントです。
ここまで紹介してきたのは、総合系の転職エージェントと、転職先の業界特化の転職エージェントでした。
一方でマイナビ営業AGENTは今営業職で働いている人に特化したポジションをとっています。
営業→営業への転職だけでなく、営業→その他の求人にも対応可能です。ただ営業→営業に強いエージェントではあるのでその点はご認識ください。
良い点
良い点としては、営業が抱える悩みや今後の希望、面接での営業の強みの出し方、などに関して、営業特化ならでは視点で話ができる点です。
転職エージェントで相談するタイミングでは、自分の営業としてのキャリアプランが決まっていない人は多くいます。
営業職は専門スキルの証明が難しく、自分の強みを言語化できない人も多いです。
そういった悩みに対して、これまでの経験をもとに的確なアドバイスをしてもらえる点が強みになっています。
悪い点
悪い点としては、営業に特化しているため、ある程度営業として経験を積んだ人に向いている、という点んです。
もちろん、営業以外の視点で、あなたの社会人経験を深ぼった上でアドバイスもしてくれます。
ただ営業経験がまだ短い人であれば、営業に特化したエージェントではなく、もっと広い視点でアドバイスをもらいやすい、総合系のエージェントや、転職先特化のエージェントをおすすめする、というのが私の結論になります。
営業職の人が転職エージェントを使う上での注意点
最初にもいった通り、転職エージェントは無料で使える「サービス」です。
そしてサービスはうまく使える人と、使えない人がいます。
これは世の中の多くのサービスと同様です。
サービスをうまく使えるか否かは才能ではなく、うまく使うための方法を知っているか、です。
転職エージェントを使うメリットと、おすすめのエージェントは紹介したので、最後に利用する上での注意点をご説明します。
年収が高い=いい会社ではないことを理解する
転職エージェントはあなたが現実的に転職を狙える中で、年収の高い順番に求人を紹介します。
理由としては以下の通りです。
- 転職エージェントの売上は、転職者の年収の◯%となっているため
- 正しくあなたの希望が伝わっておらず、お金以外の指標が分からないため
この問題への対策としては、あなたの希望の業界や業種、希望条件や社風、ワークライフバランスの考え方などをしっかりとエージェントに伝えることです。
この記事でおすすめしているエージェントは、自分の利益のために、あなたの希望を無視した求人は紹介はしません。
あくまで、あなたが希望する条件の中で、一番年収の高いものから優先されます。
全て同じ条件で年収のみが異なる場合、基本的には高い方を選ぶと思うので、これ自体は問題ないはずです。
もちろん、自分の適性や希望が定まっておらず、相談ベースで転職エージェントと話すことも大丈夫です。
ただ最後はしっかりと自分で希望を固めた上で、求人を精査していく必要があります。
入社を強く勧められても自分の意思を強く持つ
転職活動で内定が出た場合、基本的には転職エージェントは入社を強くお勧めしてきます。
これはあなたにとっても、エージェントにとっても、転職を決めるのが共通のゴールだからです。
また、求人情報や面接での情報を含めて、応募した企業が希望に合致してたため、選考を最後まで進めていると思います。
よってエージェントはあなたのために入社を勧めることはいいことだ、と思っています。
一方で、途中までは非常に気に入っている会社でも、ある面接の雰囲気や、会社のある場面を見た、聞いたなどで、第六感が働くことがあります。
「なぜこれを悪いものと捉えたかは不明だが、この会社は合わない気がする」というものです。
そんな違和感がある時は内定を辞退しても全く問題ございません。あなたの人生に大きな影響を与える選択肢なので、第六感も総動員して決めるべきです。
ただ一点やった方がいいのは、その第六感の言語化です。断るタイミングではなんとなくという理由で断っても問題ございません。
一方で、今後の転職活動の方向性を決めるためにも、何が嫌なのかエージェントに伝える必要があります。
内定辞退をすることは問題ないですが、あまりにも続くとい転職する気がないと思われ、サポートが薄くなります。協力体制を強く保つためにも言語化は行いましょう。
会社との相性は非常に重要です。ただその相性を言語化できないと企業の選別ができず、無駄な面接が増えてしまうので、注意が必要です。
人によって質の差が大きいことは覚悟しておく
転職エージェントは人がサービスの主体となっています。
よって、会社のマニュアルはあれど、そのレベル感は様々あると考えてください。
さらに、転職エージェントとは二人三脚で進めていくことが多いため、レベル感だけでなく、相性も非常に大切になってきます。
例えば、あなたが子どもがいる女性だとします、そんな時、同じ状況で働く女性が担当であれば、悩みや迷いのポイントを心から理解してもらえる、といったものです。
自分に合った転職エージェントとマッチするためには試行回数を増やすしかありません。その方法としては以下の通りです。
- サポートの途中でも合わないと思ったら、すぐに担当を変えてもらう
- 複数の転職エージェントに登録しておく
担当を変更してもらう
転職エージェントでは基本に担当の変更は自由にできます。
日本人の感覚的に、担当を変えてもらうことに躊躇する気持ちは分かります。
ただ遠慮する必要はありません。なぜなら転職エージェントも担当交代には慣れているからです。
転職エージェント側からしても、最大限自分がパフォーマンスを引き出せる人を担当したいと考えています。
よって合わないと思ったら、お互いのために素早く担当変えを行うことをおすすめします。
実際私も担当を変えたことがありますが、その後はそれまでが嘘のようにうまく行くようになりました。
複数のエージェントに相談する
担当を変えたとしても、担当者が合わない、ということは往々にして起こり得えます。その時のリスクヘッジとして複数の会社で転職エージェントを使うべきです。理由として、
- そもそも試行回数を上げる(出会う人を増やす)方が合う担当者を見つけやすい
- 一つの会社だけだと、その会社のマニュアルや文化が合わない場合、何度変更してもいい人に出会えない可能性がある
ためです。
ただ一点注意が必要なのは、複数のエージェントをそのまま使い続けるのは危険です。
なぜなら、異なる会社同士ではスケジュールの調整ができないからです。
転職エージェントを使うメリットの一つに、スケジュール管理が楽になる、ということがあります。このメリットがなくなってしまうのです。
合う担当者が見つかるまでは上記全てに登録し面談する、合う担当者が見つかれば多くても2人までに絞って進める、というのが理想です。
【結論】営業職は転職エージェントを必ず使うべき!
ここまでの結論としては、営業職の方は必ず転職エージェントを使うべきです。
一方で最近では有象無象の転職エージェントが増えています。
よってしっかりと会社も、担当者も見極めて賢く使う必要があります。
注意点さえ守ることができれば、基本的には求職者側にデメリットがないのが転職エージェントサービスです。しっかりと使い倒して、理想の転職結果を手に入れましょう。
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