「副業解禁」「本業以外にも収入源を」ここ数年でこのような言葉を耳にすることが非常に多くなりました。
しかし一言に副業とは言っても、何をすればいいのかわからない、そんな人は非常に多いと思います。
この記事を見てくださっているあなたは、少なからず営業に興味があると思います。そんなあなたの感覚は間違っていないです。それをこの記事全体で述べていきたいと思います。
営業は副業に向いているのか
まずこの記事全体を通しての結論ですが、「営業は最強の副業」です。
営業といえば、朝から晩まで働く、非常でハードな副業には向いていないものだと思われている方も多いかもしれません。
しかしながら以下の理由から営業という仕事のやり方が大きく変わってきました。
- コロナ禍にリモート商談が普及したことで、誰でも場所や時間を選ばずに取り組むことのできる職種に変わった
- 加えて、コロナが落ち着いたことにより、従来の訪問販売も再び可能になっている
このように、営業方法が拡大した結果、働く側もそれぞれのライフスタイルに合わせた活動が可能になっています。
数ある副業の中で「営業」が最強な理由
数ある副業の中で営業が最強な理由は、以下のようなメリットを持っているためです。
※それぞれの詳し内容は後述します。
- 費用をかけることなく始めることができる
- 働く時間を自由に選ぶことができる
- 本業、転職、独立、すべてのキャリア選択の助けになる
- 収入の上限がない
このように、費用をかけず好きな時間に働けて、キャリアアップにも、十分な収入にも繋がる副業が「営業」なのです。
将来性や大きな収入アップを求める人にこそ営業の副業がおすすめ
副業を始める理由は人それぞれですが、大きく分けて以下のような人が多いのではないでしょうか?
- すぐにお金が欲しい(切実な金欠)
- 少額でも毎月確実にお金が入る仕組みを作りたい
- 将来的な独立な準備をしたい
- 大きく収入を上げたい
この内、独立をしたい人、大きな収入アップを求める人には営業の副業がおすすめです。
働き方によって、営業でも即金性や毎月の安定した収入などの条件は満たすことはできます。
ただそのような条件であれば他にもっと適した副業があるため、今回は将来性や大きな収入アップを求める方に向けた内容にしています。
詳しいなぜおすすめなのか、という点は後述の「営業代行のメリット」で記載するので是非このまま読み進めてください。
営業に関わる副業にはどのような仕事があるのか
一言に営業と言っても、副業の種類は様々です。ここではそんな中でも有名なものをピックアップしてご紹介します。
まず結論ですが、副業で最もおすすめなのは「営業代行」です。
ただ今後のキャリアを考える上で、ここで紹介する内容は知っておいた方がいいため、営業代行以外の項目も是非ご確認ください。
営業代行
営業代行はその名の通り、営業を代わりに行う仕事です。
世の中には多種多様の商品やサービスがあり、黙っているだけでは埋もれてしまい、広まることはありません。
WEBマーケティングやSNSマーケティングなど、より広く普及させるための手法は日々出てきていますが、やはり営業という一点突破力を代替できる手法はまだ出てきていません。(どちらがいい、ではなく使い所が違うとご認識ください。)
そんな中で多くの企業で営業マンが不足する事態となっています。営業代行では、そんな商品やサービスは持っているけれど、売るための力がない企業へ営業力を提供する仕事です。
営業サポート
営業サポートは、営業を補佐する仕事になります。営業をサポート、という言葉の中には以下のように様々な業務が含まれます。
- 営業資料の作成
- 議事録の作成
- クライアントとのアポイント調整
ただこの営業サポートは副業には向いていません。
理由として、営業の”サポート”のため、本業で働いている営業と勤務時間を合わせる必要があります。そのため、夜間や休日のみの副業では対応が難しいです。
また、これは本業でもおすすめしない理由になってしまうのですが、営業サポート、という抽象的な業務のため、ありとあらゆる業務が振られる可能性がございます。
その結果勤務時間が大幅に伸びている方を何人も見てきているので、個人的には本業としてもお勧めしません。(営業の立場で言えば、いていただけると非常に助かりますが。)
特に独立する際は、業務範囲を明確にした契約は必須事項です。都合良く使われることがないよう注意しましょう。
営業コンサル
営業コンサルは、営業を極めた先の花形業務で、お客様の営業戦略立案や業績の改善に向けた提案を行う仕事です。
ただ副業でできるような甘いものではない、というのが正直なところです。
私自身、土日と平日夜間のみコンサルを行うことはありますが、個人として働いているからこそできることだと思います。個人で働いていれば、ある程度自分で業務のコントロールができるため、時間配分が狂いにくいことが理由です。
一方で会社員の場合、「これ自チームの仕事?」「これ私の専門外だけど、、、」みたいな仕事を振られることが多々あります。その結果残業や休日出勤が発生します。(私も会社員時代はよくありました)
コンサルでは一定の業務時間は必ず必要になるため、時間のコントロールができる状態で行うことが、心身の健康にも、お客様へのコミットという点でもおすすめです。
営業マネージャー
こちらは営業代行の管理職バージョンです。営業チームのマネージャーとしてチームを運営し、チームとしての結果を出すことを仕事とします。
こちらは言うまでもないですが、チームメンバーと同じ時間に働く必要があるため、副業には向いていません。
可能性があるとすれば、全員が副業メンバーで揃えたチームで結果を上げる働き方です。しかしそもそもそんなレベルで仕事をするのであれば副業ではなく、本業にした方がいいです。
自分のチームを作ることは、個人事業主の更に先にある働き方です。もし今そんな働き方ができるのならすぐに独立をしましょう!
営業代行のメリット
ここからは、なぜ営業代行が副業として最もおすすめなのかを解説します。
営業代行には、「固定報酬型」と「成果報酬型」があるのですが、副業としては「成果報酬型」がおすすめです。
理由として、「固定報酬型」は時間拘束をされることが多く、本業がある人には向いていないためです。
費用をかけることなく始めることができる
営業代行は初期費用が0円で始められる副業です。そしてやりながらスキルを習得することが許される仕事でもあります。
なぜなら、成果報酬型であれば、成果が上がらない限り、企業はあなたに報酬を支払う必要がありません。そのため、未経験であったとしても採用されやすいのです。
もちろん、企業イメージを損なうような人はダメですが、一般的なビジネスマナーが身についていれば問題ございません。
よって仕事をするための費用も、スキルを身につけるための費用も0円でいいため、副業として取り組みやすいです。
働く時間を自由に選ぶことができる
成果報酬型の営業代行の場合、自分が働きたいタイミングだけ働く、と言うことが可能です。
先ほども記載した通り、企業側は売れた分だけ報酬を支払うため、働いていないからといって責められることはないです。
また、休日にできる仕事でもあるため、平日は忙しい人でも副業として取り組みやすいです。
本業、転職、独立、すべてのキャリア選択の助けになる
これは私のブログのコンセプトでもあるのですが、営業力はあなたのあらゆる選択の助けになります。
今営業職の人もそうでない人も、営業力があれば今よりもっと活躍できます。
むしろ今営業職ではない人程、営業力を身につけることで他の同じポジションの人に対して有利になります。
なぜなら、営業を経験することで、利益を生み出す現場感とお客様視点が身につくため、どんな業務でも机上の空論ではなく、しっかりと現場に即した発言ができるようになります。
今営業職の人は専門性を深めることによって、今よりも高い給料の会社にステップアップすることができます。営業は業界の利益率や会社の給与制度によって大きく年収が変わる職業です。いわゆる外資系IT企業の営業マンが高収益かつ、実力主義で給料は青天井になります。
営業の仕事は一つの会社に留まるよりも、転職した方が給料が上がりやすいです。実力の上昇とともに成果報酬型の企業に移動しましょう。
また独立を考えた際には、どんな仕事であれ営業力は必須です。最初はプロに頼むことは難しいため、自分で0→1で売上を上げる必要があります。そのための力を養うことができる副業が営業代行なのです。
収入の上限がない
営業代行は商材にもよりますが、収入に上限がなく、実力次第で高収入が見込めます。
実力次第という条件はつくものの、実力があっても収入に上限のある仕事が多い中、いくらでも上を目指すことのできる環境は、非常に高いモチベーションを維持しやすいです。
そのため、途中で投げ出しがちな副業でも、しっかりとやり通すことができます。
副業は切実な金欠ではない限り、モチベーションの維持が大きな課題となります。まずは続けることを意識しましょう。
営業代行のデメリット
ここまで営業代行のメリットを述べてきましたが、メリットの裏にはデメリットも存在します。
営業代行のデメリットというよりは、副業のデメリットでもあるため、その点認識の上ご確認ください。
稼げない可能性がある
これは成果報酬型だからこそのデメリットです。成果報酬型の場合、成果があげられない場合は収入は得られません。
ただ、アルバイトなどの時間報酬型の仕事以外では、全ての仕事に当てはまるのがこのデメリットです。
稼ぐための覚悟を持って、やり遂げられる人しか営業の副業は向いていないと思います。よってこのデメリット(リスク)を受け入れられない場合は、時間報酬型で安定したものを選択した方が無難です。
トラブルが発生した場合に、自分で対処する必要がある
これは副業全般に言えることですが、何か問題が発生した場合は全て自己責任です。
クラウドソーシングなどを利用している場合は、支払いなどの金銭面のトラブルは防げますが、それ以外の問題は基本的には個人で解決が必要です。
個人で稼ぐと決めて行動すると、必ずぶち当たる壁なので、その部分も成長の糧にできる人に向いている仕事となります。
デメリットも独立に向けた苦労の経験と前向きに捉えられる人には、営業代行は非常にお勧めです。
営業代行の将来性について
営業代行は独立する際に非常に役に立つ経験です。
営業力さえあれば、他には何もなくても独立をすることができます。
また、実績さえあれば独立したタイミングで、営業コンサルなど、時間拘束は長い代わりに報酬のいい仕事に切り替えていくことも可能です。
副業では営業代行をお勧めしましたが、本業であれば他の選択肢も魅力的になるため、独立した際の選択肢を増やす意味でも、副業で営業代行を行う意味は大きいです。
また転職する際にも、自分の会社以外で営業を経験していることは非常にプラスになります。なぜなら、あなたのスキルが会社依存ではなく、どの会社でも使えるものと証明できるためです。また、営業職以外の方も、現場を知っているバックオフィスの人は希少なため、市場価値を上げることができます。
是非営業力を身につけて独立、あるいはさらに給料を上げられる会社への転職を目指してみてください。
何度も繰り返しになりますが、営業力はあなたのあらゆる選択の助けになります。
営業代行に挑戦し、営業力を高めていきましょう!
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